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灰色と青」(はいいろとあお)は、日本のミュージシャン・米津玄師による楽曲。米津の4枚目のオリジナル・アルバム『BOOTLEG』の先行リリースとして2017年10月11日より各種音楽配信サービスでリリースされ、その後11月1日にアルバムがリリースされた。
歌詞の下は無料灰色と青楽譜が提供されており、どうぞ無料でダウンロードしてご利用ください。
灰色と青歌詞:
袖丈が覚束無い夏の終わり
明け方の電車に揺られて
思い出した
懐かしいあの風景
たくさんの遠回りを繰り返して
同じような町並みが
ただ通り過ぎた
窓に僕が写ってる
君は今もあの頃みたいに
いるのだろうか
ひしゃげて曲がった
あの自転車で走り回った
馬鹿馬鹿しい綱渡り
膝に滲んだ血
今はなんだかひどく虚しい
どれだけ背丈が変わろうとも
変わらない
何かがありますように
くだらない面影に励まされ
今も歌う今も歌う今も歌う
忙しなく街を走るタクシーに
ぼんやりと背負われたまま
くしゃみをした
窓の外を眺める
心から震えたあの瞬間に
もう一度出会えたらいいと
強く思う
忘れることはないんだ
君は今もあの頃みたいに
居るのだろうか
靴を片方茂みに落として
探し回った
何があろうと僕らはきっと
上手くいくと
無邪気に笑えた
日々を憶えている
どれだけ無様に傷つこうとも
終わらない毎日に花束を
くだらない面影を追いかけて
今も歌う今も歌う今も歌う
朝日が昇る前の欠けた月を
君もどこかで見ているかな
何故か訳もないのに胸が痛くて
滲む顔霞む色
今更悲しいと叫ぶには
あまりに全てが遅すぎたかな
もう一度初めから歩けるなら
すれ違うように君に会いたい
どれだけ背丈が変わろうとも
変わらない
何かがありますように
くだらない面影に励まされ
今も歌う今も歌う今も歌う
朝日が昇る前の欠けた月を
君もどこかで見ているかな
何もないと笑える朝日がきて
始まりは青い色