}
「カンカン舞曲」はフレンチカンカンとも言われます。2/4拍子の速いテンポの踊りで足を高く上げるのが特徴です。裾の広がったひだの多いドレスをつけ,黒いストッキングをはいてアクロバティックに踊ります。おおぜいの踊り子が客席に向けて横に並び,いっせいに足を上げる華やかさと快活なエロティシズムで,ミュージックホールなどの演出に欠かせません。19世紀中葉パリで流行し始め,1920‐30年代に世界的に広まっていました。オッフェンバックの《天国と地獄》やF.レハールの《メリーウィドウ》などバレエにも取り入れられています。
カンカン舞曲五線譜は五枚提供されています。どうぞ、ご利用ください。